家族の味方!ショートステイ

ショートステイへの理解を深めて上手に活用しましょう♪

ショートステイを上手に利用しましょう

介護保険制度が制定されたことにより、現在は様々な方法で介護を行うことが可能になりました。自宅で介護を行う場合には訪問看護訪問介護等の訪問サービスや、デイサービスやデイケア等の通所サービスを利用するのが一般的ですが、これらと合わせてショートステイのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。ショートステイとは短期入所生活介護のことであり、短期間施設に入所して日常生活の介護(食事・入浴・排泄の介助・洗濯等)や、レクリエーション等各種のサービスを受けることが出来ます。

介護を担当する家族が何らかの都合で家を空けなければならない場合や、介護を休んでリフレッシュしたい場合等には、ショートステイのサービスが役立ちます。ショートステイのサービスを提供するのは、特別養護老人ホーム(特養)や老人健康施設(老健)等の施設です。これらは原則として長期的な入所を前提とした施設ですが、一定数のショートステイの受け入れにも対応しています。その他にショートステイに特化した施設もありますが、こちらは数が限られるようです。

ショートステイが利用出来るのは介護保険で要介護度1~5の認定を受けた人と、特定疾病により要介護と判断された40歳~64歳の人になります。ショートステイを利用したい場合には担当のケアマネージャーにその旨を伝えて、ショートステイを利用するケアプランを作成してもらうことが必要ですが、冠婚葬祭等で短期(4日未満)の利用を希望する場合にはケアプランなしでもショートステイを利用することが出来ます。